外構工事に関する注意点などを。
当然、業者さんによって全然違う部分でしょうが、うちの場合に気付いたことを書きます。
●土地の状態をできる限り把握しておく
砂利の下はどうなっているのか、土はどんな土で、どの程度の深さがあるか。
マンホールや配管の位置、等々……。
プランを作る前に、何カ所か条件の違う部分を掘ってみて状況を把握しておかないと、出来上がった後でどうしようもない障害にぶちあたることがあります。
うちの場合ですが、ガーデンデザイナーさんは土地の土の状態を掘ってみて確認はされませんでしたので。
発注後に初めて砂利を掘って深さを見てました。
コンクリートを剥がさないとわからない位置などは、ある程度変更を見越してプランをお願いするなどした方がいいと思います。
●図面に出てこない部分に注意
プランを作るガーデンデザイナーさんと実際施工する職人さんは当然別人です。
職人さんはあくまでも図面に忠実に作ります。
ガーデンデザイナーさんと「この辺のカーブはこうこう」「あとは現場で配置を決めましょう」などと打ち合わせで会話したことが職人さんに正確に伝わっているとは残念ながら言えないようです。
ガーデンデザイナーさんの伝え漏れか、職人さんが覚えてないのかわからないのですが。
わたし「これ、こういう話だったんですけど」
職人さん「図面ではこうなっているんですが」
わたし「打ち合わせでこうしようということになったんです」
という会話が何度か繰り返されました。
図面に載っていないことは注意が必要です。
あらかじめ職人さんをつかまえて説明しておいた方が良いと思います。
●職人さんがプラン変更する
実際に工事を始めてみると、砂利の下にマンホールがあったとか、配管があった、なんてことがあります。
その場合、どうしてもプラン通りに敷石を配置できない、などという事態が起こります。
その際、職人さんが独自プランで施工してしまうことがあります。
うちも一度あり、結局やり直していただきました。
あらかじめ、「プラン通りにいかないことがあるときは、一声掛けてください」と職人さんにお願いしておくのがいいと思います。
ちなみにうちは、一度やり直して以降、きちんと声を掛けてくださるようになりました。
また、うちではないですが、プランよりもっといい感じ(だと職人さんが思う)なように細部を変更してしまった例もあるようです。
●施工中に決めなければいけないこともある
プランで何もかも決まっているわけではなく、実際は作っていきながら「ここどうしましょうか」ということも何回かあります。
3Dで作られた図面を見ても、素人には実際にはイメージが沸きにくいせいもあるからだとは思いますが。
プランが出来た時点で、決まっていない部分がどこなのか、ガーデンデザイナーさんにはっきり確認しておくと安心だと思います。
●職人さんにはどんどん声を掛けよう
作っていくのを見ながら、「やっぱりここはこうした方がいいかも」と思うことはいろいろ出てきます。
大きな部分では難しいでしょうが、敷石の置き方やレンガの配置等、細かい部分ではかなり融通が利きます。
レンガが増える、とかなら難しいかもしれませんが、実際レンガや石などは多めに注文していますし、敷石も数の変更がないなら配置の変更はいくらでも言えると思います。
そこでわたしがちょっと躊躇したのが、職人さんに声をかけるタイミング。
黙々とひたすら作業をされているので、「この作業が終わったら言おう」と思っていたら作業が全然切れませんでした。
コンクリを練っている間でも、図面を睨んでいる間にでも、いつでも厚かましく声をかけてしまいましょう。
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